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○大町桂月(文学者)


三原根に白雪つもる時あれど里に木の葉咲かぬ日のなき




大町 桂月

三原根に 白雪つもる 時あれど

    里に木の花 咲かぬ日のなき


都をば 八重の潮路に 離れきて

   冬なき島に 冬ごもりする




大町桂月(1869〜1925)高知県生まれ

明治・大正の文学者。東大国文科卒。 「帝国文学」 などに文学評論、長詩を発表。 「中学世界」 「学生」 などに歴史談、修養談を書き青少年教育向上に努める。
晩年の紀行文は特に優れる。 

美韻調の作家として一世を風靡した。紀行文多数。
自然を愛した桂月は十和田・奥入瀬を世に知らしめた。
この地の蔦温泉に本籍を移し、終焉の地とした。
著書は 「花紅葉」 「桂月文集」 等々。
大正5年12月来港